Poppo

Poppoは「障害を持つ人の遊びの選択肢を増やすサイト」を目指します

Poppo(ぽっぽ)は、美術館や博物館の障害者向け鑑賞会や、映画のバリアフリー上映会、障害を持つアーティストのライブイベントなど、障害を持つ人が楽しめるイベントの情報をご紹介するサイトです。

Poppo はこうして生まれました

Poppoを企画・運営している私、伊敷政英(いしきまさひで)自身、弱視の視覚障害を持っています。中学・高校時代は盲学校(現在の視覚特別支援学校)で育ちました。私はつい数年前まで、美術館や博物館、映画館にほとんど行ったことがありませんでした。

「美術館や博物館に行ってもどう楽しんだらいいかわからないし、映画館で映画を見るより自宅のテレビで見るほうがストーリーもわかるよね」
と思っていました。目の見えない友人たちと遊びに行こうと思っても、どこへ遊びに行ったら楽しめるかわからず、結局どこかでおいしいものを食べるというワンパターンな遊びしかできませんでした。

しかし、この10年で状況はだいぶ変わりました。映画のバリアフリー上映会は全国各地で催されるようになり、美術館や博物館でも障害を持つ人と持たない人が一緒に楽しめるようなさまざまな試みをされているところがあることを知りました。

ところが、そういった上映会や美術鑑賞会などの情報を探すのがとても難しい。イベントを主催する団体のメーリングリストに登録していないと情報が入ってこなかったり、ウェブサイトに掲載された情報が読みづらくて、障害を持つ人に十分伝わっているとは言えないと感じました。

そこで、こういったイベントの情報を集めてわかりやすい形でご紹介するようなサービスができないか、と考えたわけです。こうしてPoppoは生まれました。

Poppoの情報をきっかけに遊びの選択肢が増えたり、実際にいろんなイベントに参加して、皆さんの毎日が少しでも楽しくなればうれしいです。

イベント主催団体の皆様へ

美術館や博物館、バリアフリー映画の制作を行っている団体などの方々には、皆さんの取り組みを望んでいる人へ伝える場としてPoppoをお使いいただけたらうれしいです。またPoppoをきっかけに主催団体同士の情報交換がはじまり、横のつながりができて、障害を持つ人が楽しめるイベントが増えたら、こんなにうれしいことはありません。

イベント主催団体の皆さんからの情報提供、お待ちしております。

僕の仕事は「間に立つこと」だと考えています。
Poppoも、視覚障害者とイベントを主催している方々の間に立って、お互いの仲を取り持ちたいという思いから企画したものです。
始まったばかりの小さなサービスですが、末永く愛されるようなものに育てていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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